楽天のポイントは課税対象か？

2020年1月23日

現金収入を得る副業についての記事を書きましたが
今回はポイントについて考えてみたいと思います。

現在のところ、法整備がまだ整っていないため、税務署によって回答が違っていることもあるようです。

ですが、基本的な考え方として

現金に限らず得られた収益に対して課税される

ということらしいです。

ただしポイントを保持しているだけでは課税されず、使用したタイミングで課税されるそうです。

次に、所得の種類ごとに見てみましょう。

一時所得

楽天カードや楽天市場でお買い物したときに発生するポイント、楽天カードの申し込みなどで得たポイント

最高50万円までは非課税

ちなみに一時所得は

ギャンブルは福引きなどの懸賞金・景品、生命保険の一時金、損害保険の満期返戻金、法人から贈与された金品（ポイントはこれにあたるそうです）

などが含まれ

一時所得の金額　＝　総収入金額　－　その収入を得るために支出した金額　－　特別控除額（最高50万円）

課税対象　＝　一時所得の金額の1/2

この課税対象が、給与所得などに合算されて所得税が計算されます。

雑所得

楽天アフィリエイト、楽天ROOMなどの成果報酬、アンケートで得たポイント

ちなみに雑所得は

紹介やアンケートなど役務提供への対価として扱われる

雑所得の金額　＝　総収入金額　－　必要経費

この課税対象が、給与所得などに合算されて所得税が計算されます。

ただし、給与所得のある場合は雑所得20万円以下であれば申告の必要ありません。

今回はあくまでも趣味・副業程度を想定しています。
事業として得た場合はまた話が違ってきますのでご注意ください。

以上、簡単にまとめましたが
詳しく知りたい方は専門サイトで確認してくださいね。