※このサイトはプロモーションを含みます

バランスWiiボードの活用

久しぶりの記事です。

最近、任天堂WiiFitで使用するバランスWiiボードのPCでの活用を考えていました。PCとBluetoothで接続して体重を表示したり、四隅の加重状態を表示するプログラムは既にありましたが、重心が画面上で動くプログラムを作ってリハビリで使ったら面白いだろうな、と。そして、これも既に作った方がいらっしゃいますが、重心の座標などがデータ出力できれば、重心動揺を定量的に評価できるのではないか、と。WiiFitそのものはとても楽しいソフトですが、障害のある人や高齢者など、あそぶ人によっては難易度が高く、もちろんデータ出力はできません。

そこで、PCソフトの作成にチャレンジしてみました。

まずは、書籍『WiiRemoteプログラミング』を知り合いから譲ってもらい試行錯誤。この本はすごくわかりやすく、Bluetoothでの接続方法も丁寧に解説されており、C++、C#のインストール方法なんかもわかりやすく解説してくれています。とにかく至れり尽くせりです。Wiiリモコンの活用が中心で、バランスWiiボードについてはあまり触れられてませんが、扱い方はほとんど同じだったので、ネットで少し情報収集したらバランスWiiボードからデータを拾うことができました。開発言語はC#を選択しましたが、C#についても書籍などを参考にすこし勉強したら、何とか作りたかったプログラムが完成しました。

黄色が中心点で、白丸が重心の動きとともに動きまわります。青丸、青四角はランダムな場所に表示され、白丸が接触すると消えて点数に加点されます。青丸、青四角の順番で接触し、両方消えるとまた表示されます。

Wii

感度ボタンを押すと、白丸の動きが敏感または鈍感になります。

測定開始ボタンを押すと、測定開始からの時間と重心座標、体重(加重)が記録され、データ保存ボタンでCSV形式でデータが保存されます。補正ボタンは押したときの座標が中心座標に補正されます。そのデータをもとにExcelで作成したグラフがこれです。

Wii_3

これが重心動揺で、下図が座標、加重量の変化です。単位はcmとしてますが、本当にcmなのかまだ調べてません。

Wii_2

あとは、このプログラムをリハビリで活用してみたいと思います。

ブログランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして投票していただけると
嬉しいです。よろしくお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
人気ブログランキング