『今日が一番若い日』。落ち着いたら前に進もう。
目の前にいる若い方々と自分が
人生の中の同じ時を生きている残念な錯覚に陥る事があります。
自分では自分の姿見えませんからね。
50歳くらいまでのいろんな経験は既に済んでおり
人生の資本である時間はだいぶ消費してしまっています。
若い方の過ちに
「失敗しても大丈夫だよ。またやり直せばいいんだよ。」
と、言いつつ
ーーーそうだ、自分だってやり直せばいいんだーーー
なんて一瞬安心してしまうことがあります。
大きな間違いです。
目の前の若い方々のように今更やり直すことは当然できません。
残された時間を意識する年齢になってからは
失敗は失敗として受け入れるしかない事が多くなります
今さらやり直しはできないのです。
人生一度きりの片道切符ですからね。
さらに言うと、失敗したことが何でも自分の糧になるわけじゃない。
「失敗しちゃったね。残念だったね。」
と、受け止めるしかないこともあります。
でも、それはそれでいいじゃない。
失敗を受け入れられずに足踏みしないで
「そんなこともあるよ。もう同じことでは挽回できないと思うけど、まだ何かやれることがあるならやったらいいし、なければ涙を拭いて振り返らずに前に進もうよ。」
転んでもただでは起きないを座右の銘にしていた私ですが
もちろん、失敗経験が心を強くする、失敗して今まで以上に人にやさしくなれる、とかあるかもしれませんが、失敗して誰かに迷惑かけたり、心に傷がついたのも確かだし
何がなんでもポジティブにならなくてもいいよ、って思うのです。
傷は時間とともに癒えていくと信じ、失敗を忘れるくらい何かに熱中することが大切です。
今の私は、毎日離婚のことや子どものこと、実家の母のこと、亡くなった父のことを考えてしまい、くよくよしてしまいますが
今自分ができることを大切にしたいと思います。
リベ大の両学長がよく、「今日が一番若い日ですからね」とおっしゃってますが
この言葉は、一日一日大切にしなきゃ、と思わせてくれます。
大変ありがたいです。
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